建築・リフォーム工事 ワイン醸造所の新築(第1期工事)

Before

After

長野市信州新町(株)ぶどうやぶ様

【お客様のご要望】
令和5年の春に、信州新町でワインぶどうを栽培されている㈱ぶどうやぶ様の社長様御夫妻より「信州新町に自社ワイナリーを建設したい」とのご相談をいただきました。
現状は原料供給をし、白・赤・ロゼの3種類のワインを委託醸造にて生産し、自社ラベル品にて販売されておられましたが、海外大学の醸造学科に留学されるなどの事前準備をされ、「自分のぶどうで自分のワインを作って、町の方にも気軽にワインを飲んでもらいたい」とのお話をいただきました。

 

当初はワインぶどう農地(丘)に隣接した農地での建設をご希望されておれましたが、水源や電気、法規制などの事前調査や市役所との協議をさせていただきましたが、越えなければいけないハードルが高く「土地の再選定を」との苦渋のご助言をさせていただきました。

 

施主様はワインぶどうを栽培する傍ら、町内の耕作放棄地を活用された大規模野菜栽培も行っておられ、若くして地元農協の理事や公民館の主事を務めるなど地域の皆様からも大変信頼の厚い方でおりました。町内でぶどう畑に近い土地や空き建物を探していくなかで、令和6年12月に野菜畑ほど近くで各種条件を満たす土地(宅地)にご縁がありました。そして、施主様より「令和7年秋に収穫されるぶどうの仕込みに間に合うようにワイナリーを建設して欲しい」とのご要望をいただきました。

 

【当社のご提案内容】
施主様は海外留学時に海外ワイナリーにて勤務されたご経験や長野県内のワイナリーでも研修のご経験があり、理想とするワイナリー像をお持ちでした。
施主様のご要望をお聞きし、当社では長年にわたって不自由なく満足して使用できるように、意匠・構造設計面から詳細な建築プランのご案内をいたしました。
そのなかで施主様のご予算を踏まえ、優先順位を考えたプランの練り直しを幾度と行い、設備面の充実は第2期工事に行う前提で第1期工事にて「まずはワイナリーを開設して、生産を始めよう」の観点での再提案を行い、工事着手となりました。

 

【施工内容】
・市役所各部署との協議
・土地地盤調査
・建物設計
・鉄骨造平屋新築工事
(土地地盤改良工事、基礎工事、鉄筋工事、鉄骨工事、屋根工事、外壁工事、鋼製建具工事、コンクリート工事、足場工事、設備工事、電気工事ほか)

 

【施工期間】
約3ヶ月(令和6年7月~9月)

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