土蔵改修工事 シロアリ被害を根絶。蔵の利便性を高めた内部改修

Before

After

長野市信更町M様

■ 施工の概要

  • ・お困りごと: 床板全域のシロアリ被害。長年感じていた内部の使い勝手の悪さ。

  • ・解決策: 徹底した防蟻処理 + 土間コンクリートによる足元の強化 + 造作棚・扉の刷新

 


 

1. 【背景】:大切に守り抜かれた蔵に忍び寄る「異変」

長野市信更町のM様より、「土蔵の床がふかふかして、シロアリにやられているかもしれない」とのご相談をいただきました。 この蔵は、M様のご家族が百年にわたり、地域の歴史と共に大切に維持されてきた貴重な財産です。私たちはその想いを胸に、蔵の健康状態を隅々まで診断させていただきました。

 

2. 【診断】:百年先の「安心」を見据えた、抜本的な改善提案

調査の結果、床下の広い範囲でシロアリの被害が確認されました。 M様からは「元の形に直してほしい」とのご要望をいただきましたが、既存の構造のままでは再発の不安が拭えませんでした。 「一時的な補修で済ませるのではなく、この先も長く、安心して使い続けていただきたい」。その一心で、土壌から徹底的に薬剤処理を行い、湿気を遮断して物理的に侵入を防ぐ「土間コンクリート化」をご提示しました。

 

3. 【私たちのこだわり】:蔵の「歴史」に「利便性」という新しい息吹を

床の改修に加え、M様が抱えていた「蔵の使い勝手」の悩みにも寄り添いました。 ただの倉庫として眠らせるのではなく、日々の暮らしで活用しやすくするために、壁面を有効活用できる「オリジナルの造作棚」を設置。さらに、操作性に優れた「アルミ引き戸」への交換をご提案しました。伝統を守りつつ、現代の暮らしに馴染む「使い心地」を追求することに徹底してこだわりました。

 

4. 【結果】:思いがけない提案が、蔵に「新しい価値」を与えた

3週間にわたる丁寧な工事を経て、足元から強固に生まれ変わった蔵。 完成後、M様からは 「まさかこんなに使いやすくなるとは。思いがけない提案が本当に嬉しく、蔵の利用価値がぐんと上がりました」 と、弾むような声で喜びを伝えてくださいました。不安を解消するだけでなく、蔵を「もっと使いたい場所」に変えるお手伝いができたことは、私たちにとっても大きな喜びです。

 

5. 【工事を終えて】:預かったバトンを、より良い形で次世代へ

土蔵を直すことは、過去への感謝を形にし、未来への責任を果たすことだと考えています。 単に壊れた場所を修理するのではなく、お客様が気づいていない「不便さ」までを解消し、建物の寿命を本質的に延ばすこと。私たちは、目の前の工事が数十年後のお客様にどう評価されるかを常に自分たちに問い続けています。これからも、お客様が大切にされてきた「家の歴史」に敬意を払い、実直な施工で地域の宝を守り続けてまいります。

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